7月10日にMステに出演することが決まっており、初登場ということでも話題になっているコンチータ・ヴルストさん!歌唱力抜群で実力派ながら、見た目にもインパクトがあり世界的にも有名人ですね。
昨年度はユーロビジョン・ソング・コンテスト2014でオーストリア代表として出場し、見事な歌唱力で優勝するという輝かしい経歴を持っている方です。
日本ではまだあまり知名度は高くない方ですが、今後は歌手として世界中で活躍するであろうコンチータさんについて、今回は画像付きで見ていきましょう!
髭無しのスッピン画像はイケメン!?
ネット上ではコンチータさんの男性として活動されているときの写真が多く見ることあできます。コンチータさんはメディアで活動するとき、
コンチータ・ヴルストという女装家としての名前と、トーマス・ノイヴィルトという男性としての本名を使い分けて活動しているのです。上の写真はコンチータさんの、化粧もしておらず髭も生えていない素のビジュアルです。
この写真が、普通にイケメン!と話題になっています。ちなみに、トーマス・ノイヴィルト青年として活動するときは髭を綺麗に剃っていますが、コンチータ・ヴルストという芸名で活動するときは髭をガッツリ生やしているのです。
これにはちゃんとした理由があるそうです。
固定観念をくつがえすようなことをして性差別的な偏見をあえて刺激しています。そのうえで、「ひとは誰でも、他人を傷つけること以外、好きなことをしていい」というメッセージを伝えたいそうです。
そんなコンチータさんの本業は歌手ですが、最近はモデルやテレビパーソナリティとしても活躍しています。
昨年度ユーロビジョンソングコンテスト2014で、オーストリア代表として出場する際には、オーストリア国民の間では反対署名運動が起こるほど、コンチータさんの見た目のインパクトに関して物議を醸しました。歌手として母国から出場するのに反対活動が起きるなんて悲しいことですね。
コンチータ”Rise Like a Phoenix”の和訳と、結婚相手!
私も最初見たときは、偏見ウンヌンではなくあまりの違和感(長髪・メイク・ドレスに髭と組み合わせ)にはビックリしたものです。でも、今日本でもこうしたマイノリティな人々もだいぶ受け入れられるようになってきていますし、実際に多くのトランスジェンダーの芸能人がメディアで活躍しています。
私自身はそういった偏見は一切ないですし、日本は世界的にも遅れている分野のひとつですので、こういった方が活躍して話題になってゆくのはとても良いことだと思っています。
現在のビジュアルに辿り着くまで
コンチータさんは、幼少期の頃から女装に興味があり、自分がトランスジェンダーであるという自覚をもちます。しかし学校ではそんなことからたくさんいじめにも会い、どこでなにされるか分からないことから、トイレなどの密室に1人で入ることが怖かったといいます。
普段はもちろん男性として生きているので、家に帰ると屋根裏部屋でコッソリと女装を楽しみ、そのときだけが本当の自分でいられたそうです。
とはいえコンチータさんは元々がすごくきれいな方ですし、スタイルもよく、歌という表現者としての才能もあった。日本でも最近、デザイナーとして活躍するゲンキングさんが注目されていますね。彼もまた、独特の雰囲気と堂々とした生き方で性別問わず支持され、男性像・女性像といった固定観念を覆す存在になっています。
コンチータさんは、以前は女装家ではあったものの、現在のように髭を生やすことはしてなかったのですが、ある日髭を剃り忘れて普段通り女性の衣装に着替えていたところ、髭面で女性の衣装を身にまとう自分を鏡で見て、
「これだ!」と思ったそうです。
こういった見た目でいることで自分らしく生きること、
そして世界から偏見や差別をなくしたいという想いで歌手として活動を続けるコンチータさん。
今後もますます注目されていくでしょうから、皆様要チェックです!